医学部学士編入ブログ 
研究者から医師への道
プロフィール

医学生はじめの一歩 自己紹介-プロフィール-

目次

はじめに

医学生になります、生命科学系の大学院生出身の医学部編入生ゆーです。

この記事を読み終わるのに約3分かかります。

このサイトでは医学部学編入試験の総合サイトとなるように、有益な情報をまとていきます。

例として

・各大学の試験情報や志望動機のヒントとなるようなことをまとめていきます。

・編入試験を受けるにあたり便利なツールや有用な勉強法を色々と紹介していきます。

・編入生の医学部生活を通じて医師になるまでの軌跡を綴っていきます。

医師になるまで、そしてなってからまで長く続けていきたいと思っております。

私の自己

私は、中高一貫の私立高校を卒業し、浪人の後に国立の理系学部に入学しました。

私の現状ですが、元研究者の医学生という立場になります。

私は国立研究所で生命科学系の大学院および研究員を勤めておりました。内容としてはマウスを使った新薬の開発研究でした。 (ただ今ではペットのハムスターがいるので、もうin vivoの研究はできないと思います。尾静注(IV)難しい…。今後はヒト検体の病理解析はやって行きたいかな…)修了後に当然、研究系の職に行こうと製薬企業の就職活動をはじめました。

順調にいくつかの製薬企業研究職就職試験の面接を進みました。しかし相性が悪いのか。最後の熱意が足らなかったのか最後の面接が通らないということが続きました。中でも東京にある大手製薬企業の最終面接が最後のチャンスだと思い受けましたが、結局うまく行きませんでした。この最終面接で落ちるというのは、この先が見えなくなるような大きな挫折を経験しました。研究者にはなれないのか?という挫折は大きく、落ちた直後から数日謎の高熱が出て寝込んでしまいました。

SSHでの研究指導者

しかし、根が前向きだからか、自分が何をしたいかを再び考え方向転換をすることにしました。それは博士の学位を得るまでに得た科学的思考、論理的思考、経験を次の世代に伝えたいと科学教育に取り組むことでした。 何より、人と関わり、自身の経験を生徒に生かしてもらいたいという思いが強かったのがこの方向転換をした理由になります。

そこで、スーパーサイエンスハイスクールという、全国に指定され科学教育を専門的に扱う高校で研究指導を行う道を探し出しました。現在では、各県に1,2校指定され、予算などの優遇がなされているようです。この職は任期がありますが、高校生の科学研究指導としてはあまり例がないもので、開拓者になれるという予想があり、志望しました。最近では、一般教員の中にも博士の学位を持っている教員の方もいて、科学教育が変わろうとしているところだと実感します。

2018年この春まで 高校生に研究指導を行う特別講師として 科学的思考や研究についての授業や公演を行っておりました。そしてその中で生徒の実験指導を国内でも最高の環境、指導をし、科学的思考を養成する仕組みを作り上げたと自負しております。この経験は後の医学部学士編入試験に行かされました。どの面接でも非常に興味深く聞いていただけたと思います。

科学の「仮説」はまさに至る所で求められる能力です。この能力の重要性を医学部学編入試験で活用してほしい、知って欲しいと思い当サイトを作ったしだいです。

科学の本質

科学の本質は、

  1. 扱う問題を抽出、
  2. それに対する仮説、
  3. その検証

というプロセスになります。このサイトでは度々紹介していく思考法なのでこちらでも強調しておきます。

指導実績

・生徒の指導実績としては、指導した生徒が学会発表で文部科学大臣賞や、INTELが主催する世界大会で世界2位。東大の推薦合格など科学分野では予想以上の実績を得ることができました。こうした実績は医学部学士編入試験での実績アピールとしても活用して行きました。その効果は絶大です。

・また、一般受験においても、科学的思考を身につけた生徒は、国立医学部の受験で現役で合格など、こちらも優秀な成果を上げています。

今年指導していた子が顕著で、夏まで野球部の副主将、秋まで学会発表という充実した高校生活を送っていた生徒もそこから受験勉強を行い、旧帝国大学の医学部に現役で合格したということもありました。模試の判定は全てE判定からの逆転ですね。 本人の優秀さが大きいですが、論理的に物事を考える力やレポートや文章の作成の仕方など2年かけて指導してきました。こうした土台が、受験でも相乗的に発揮できたのだと思います。今後の学会で会うことを楽しみにしています。

私自身も、高校生の研究指導を通じて どのように伝えたら科学的思考が身につけることができるのか。 科学の面白さが伝わるのかを試行錯誤し、学ぶことができました。何より、生徒が教員生徒から医学、科学を志す同志になるというものは、なんとも言えない喜びがあります。また、生徒の喜びを共有できるというのは心からやってよかったと思える大きなやりがいでした。

医学部学士編入の志望理由

スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の中で目を輝かしながら研究している生徒に刺激され自分自身、もう一度、科学や医学を学び、研究したいと思うようになり、医学部の学士編入試験を受けることを決意したというのが本音のところです。あの未来に満ちている若者を見ていると、自分もチャレンジしたいと思うようになりました。

また、基礎研究や科学教育を通じて身につけた能力を、研究と臨床の架け橋となる分野。特に病理や新薬開発などの分野で活かせるという自信がありました。この点をアピールして面接は高評価でした。

最後に

人生なかなかのハードモードだと自覚しております。うまくいかないことばかりです。年々、悩む事は多くなっておりましたし、自分の能力の無さに絶望したことなど星の数ほどあります。今までの経験を否定したいと思うことも人生の中で多くありました。

それでも医学部編入試験に合格し今は肯定的に捉えられるようになりました。こうした、経験が活かせるのが医学部学士編入試験だと思います。

社会での経験、研究での経験、挫折経験。これらを経験した医学生はきっと一般で入った医学生の刺激にもなると信じてます。

近い経歴の方以外にも医学・科学に興味のある方、挫折経験のある方に何かこのサイトが少しでも参考になれば幸いに思います。

医学部学士編入でもスタディサプリがお勧めな理由

私は大学院では論文も時間をかけて理解し、それをスライドとして発表する。このことはできていました。

しかし・・・

医学部学士編入で求められている筆記試験は苦手でした。不合格が続き、「なんとかしなければ!」と思って始めたのがこのスタディサプリです。


スタディサプリ講師の関先生、肘井先生とも素晴らしいの一言です。今まで曖昧なまま理解していた英文がしっかりと身につきます。毎回目からウロコなのはこういうことかと感動しっぱなしです。これらのスタディサプリは医学部受験、医学部学士編入受験生だからこそ、役立つ内容となっています。また、物理もスタディサプリのこちらのコースで受講できます。価格は全て受けも1000円くらいです!KALSなどと比べると格安すぎる値段です。

医学部学士編入の英語に関しても関先生、肘井先生の授業をきちんとこなせば、

問題なく合格点に達します。

また物理が出題される複数の医学部受験で私が合格できたのはスタディサプリのおかげと確信しています。