医学部学士編入ブログ 
研究者から医師への道
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富山大学合格体験記2017

どうも、ゆうです。

富山大学合格された方の体験記を頂いたのでご紹介いたします。

富山は文系の方も多く合格されていますね。東京からも新幹線でアクセスしやすいので、

受験を希望される人も多いかと思います。

それでは、合格体験をどうぞ。

はじめに

2017年度富山大学を受験した私が、筆記試験と面接試験の様子をご紹介します。

受験を迷っている方、英語の難易度が不安な方、試験の難あ易度を知りたい方に実際に受験してみたからこそ分かるリアルな情報をお伝えします。

1.富山大学への出願

2.受験準備

3.筆記試験本番

4.面接試験本番

5.結果発表、追加合格

1.富山大学への出願

医学部学資編入を目指されている皆さんはどこでも入れたら良いとお考えでしょうか?私は大学を卒業してからの受験である以上、どこでもいいから入りたいという一心で受験を行いました。

富山大学は、北陸の厳しい寒さと闘わなければならない学校ですが、そのようなどこでも良いから入りたい!という方でも運よく入学できるかもしれない大学でもあります。筆記試験は5月、出願は4月と医学部学資編入の中ではかなり早い部類の試験ですが、必要書類も少ないので受けやすく、面接まで進めたらみんな仲良くなって情報も入りやすいので、イチかバチか受けてみても良い大学だと思います。私自身も、全く学力が届かず無理かと思いましたが意を決して出願し、無事面接試験まで進むことができました。そして推薦書も志望動機も必要なく、TOEFL/TOEICのスコアだけあれば出願できるので、TOEIC800点ある人はチャレンジする価値があると思います。

2.受験準備

富山大学が他の学校と異なるのは、英語の外部試験であるTOEICとTOEFLのスコアを参考に判断されるところです。これらの試験は受験英語と違って、リスニングやスピーキングが必要となる試験なので、英語が苦手な方には少しハードルが高いですが、文系でもともと英語ができたり、理系でも院試で使ってスコアを持っている人にとっては非常に対策しやすい試験です。TOEICの方が対策は簡単かつ安価ですので、富山しか受けない、という人はTOEICのスコアを準備すれば十分です。合格までの目安としてはTOEIC 800点程度が目標です。このスコアは筆記や面接とどう関係しているのか定かではありませんが、合格者には高得点者が多かったことから換算して加点している可能性もあると考えています。それ以外には、志望理由も推薦書も不要なので、受験準備は英語試験を受けるだけ、という簡単な準備でOKです。例年統計が出題されやすい傾向がありますので、余裕があれば統計の対策をしておくと良いと思いますが、統計を捨てて合格した人もいるのでなんとも言えません。。筆記試験には100人くらいが詰めかけるので、ホテルの予約は4月中に済ませておくのがオススメです。富山駅からバスで20分くらいで到着しますが、込み合うので早めに移動するのをオススメします。

富山大学の立地

富山大学医学部は山の上にあって、駅からバスで移動している間、ひたすら田んぼの中を進んでいくのでトトロの世界に入ったような気持になります。日ごろ都会で生活していると田園の風景を見る機会がなくなるので、受験ですさんでいた心が癒されてこころが落ち着く時間でした。尚、試験は日曜日なので土曜日に前泊される方も多いかと思いますが、あまり見どころはないので注意が必要です。私は富山城を観光してそのあと行くところがなくなり、入ろうと思った寿司屋も空いていなかったりで暇で一人飲み明かす羽目になりました。試験の前日は緊張して勉強する気分でもなくなるので、できればいつもと同じ環境で勉強を済ませてから移動し、ついたら寝るだけくらいの方が良いかもしれません。私は深夜まで飲んでしまって寝不足になりつらい思いをしました。

3.筆記試験本番

バスに乗って試験場に到着すると、受験票を見せて受付をして、それから筆記用具だけを持って教室に入ります。カバンは教室の外に透明なシートがしいてあり、そこに置くことになります。カバン間違いをされると悲惨ですので、人と被らないカバン選びが重要だと思います。(私は間違えられ危うく帰りの交通機関に乗れないところでした。)

富山大学の筆記試験は、1時間の課題作文と3時間の総合試験で構成されます。もうもうダメだからずっと寝ていようか思いましたが、まず課題作文の出題をみて考えが変わりました。

2017年度は、2題出題され、

1題目は

学士編入試験を続けるべきかという設問でした。編入生が一般性と比較して社会経験があるのでその経験を持ち込んで別の視点で医学に貢献できるという内容を書いて、何かかけたのでホっと安心しました。

2題目は

モンスターペイシャントに対して医師としてどう向き合うべきかという出題だったと思います。それも過剰な要求には答えられないことを繰り返し説明して納得してもらうことが大事と書き、なんとか時間ぎりぎりで答案を埋めることができたので一安心でした。

課題作文が終わってから、次の総合試験までは不思議ですが2時間も空きます。ご飯を食べてやることもないので、大学の周りを歩いてみました。運動場で陸上部の人がトレーニングしていたり、プールがあったり、病院があったりとこれまで繰り返しになりますが狭い都会で暮らしていた私にとっては解放感あふれる風景が目新しく、しばし富山に来た目的を見失う程でした。山の中、というか森の中に学校があるので良い意味でも外界と隔離されていて、勉強に集中できそうな環境だなあと思いました。誘惑が多くて留年しては意味がないですので、合格後も勉強をしっかりできる環境が整備されているのは良いなと思いました。図書館も24時間空いていて、自習スペースもガラス張りで森が見えてきれいそうでした。そうこうしているうちに筆記試験の総合試験の時間が近くなってきたので急いで教室に戻りました。

総合試験は3時間の長丁場、しかも過去の問題を見ると薬剤師有利か、、、

と思われたので全く自信がなかったのですが、フタを開けてみると全部英語での出題となっていて、運命を感じました。神様がいるならここで受かるのという定めなのかもしれない、と思いながら必死で問題を解きました。

この試験には英語の紙の辞書は持ち込み可能だったのですが、専門的なものは持ち込み不可とあったので、辞書を買うお金もないので私はそのまま手ぶらで行くことにしていました。この作戦が功を奏しました。20枚近くの英語での出題だったので、辞書を引いていてはまず読解が間に合わない分量が出題されたのです。ここでも私は神の存在を確信しました。宗教の本みたいになってきましたのでやめます。

総合試験は全部で3題出され、

1つ目は眠りに関するレム睡眠とノンレム睡眠とかの問題、

2つ目は免疫に関する免疫グロブリンなどの問題、

そして3つ目は統計の最小二乗法の問題でピザやか何かの売り上げを試算するというものでした。

1つ目に関しては背景知識はあまり必要なく、というかノンレム睡眠は誰しも知っていると思われますので、純粋な英語力の勝負でした。2つ目に関しては、生命科学のバックグラウンドがあれば多少解けたようですが、英語の分量が多すぎてとても読める量ではなく、生物ができる人でないと、英語だけでは回答が難しい問題でした。3つ目は、簡単な統計の問題で、理系なら解けるだろうといったものでした。期待値の計算など、手計算が多く、ミスが許されないので非常に気を使いながら解きました。3時間という長丁場の試験ですが、体感ではあっという間に感じました。理系の場合には統計が解きやすく、それから着手したのが功をそうして3問目は少し解くことができました。1問目はみんなとけて、2問目は学力が高くないと解けなかったので、先に3問目を解いたのが功を奏したのだと思います、もしかしたらという気持ちで帰路につきましたが、結果的に筆記では通過することができました。帰り道のバスの待ち時間で前後の人と話したりして、他の受験生と知り合いになることができました。大手予備校の生徒たちは固まっていて話しかけにくかったのですが、孤独な受験生は私だけではなかったようで、知り合いもでき、連絡先も交換してその後勉強会をやったりと、非常に良い関係を作ることができました。筆記が通過すると、面接試験を受ける意志確認と、面接試験で使うプレゼンの内容について、事前に送付する紙が送られてきます。あまり余裕がなかったのでプレゼン準備には手こずりました。

4.面接試験本番

面接試験の前夜も早く富山入りしてしまい、例のごとく一人で飲んだくれることになってしまいました。ストレスで酒に逃げると破滅するのだということを身をもって体感しました。繰り返しますが、早めに富山入りするのはオススメしません。ぎりぎりについて一泊して起きたら受験というのが良いと思います。面接練習もホテルでしようと思っていましたがあまりできず、面接の順番にもよりますが練習する時間は試験直前にとれますので、あまり気にせず資料を作ることに集中したら良いと思います。面接はプレゼンと集団の2回あります。

プレゼン

プレゼンでは7分間で自分のやってきたこととどいういう医療貢献ができるかを話し、パワポが使えるのでパワポを使ってOKでした。合格者の内容が必ずしも洗練されているとは限らず、筆記の重みも大きいのかなと個人的には思いましたが、富山は筆記の結果リセットで面接で見るという噂もあり、真相は分かっていません。面接試験会場に行くと、まずくじ引きをして順番を決めます。ここで10時面接の人もいれば15時面接の人も出てくるので、ここでの引きは重要です。集団面接はあまり配点に関係ないとされているので、早く面接できれば早く解放されますが、遅く面接になってしまうとずっと準備することになりしんどいままです。練習は3回やれば十分だと思うので、運を磨くことも大事ですね。順番が決まったら、移動して面接官の前で自己紹介をします。持ち時間は1人2分で、なぜ富山か、どんな経歴か、なぜ医学部編入を受けているのかということを話します。みんなぴったり作ってきている人が多い印象でした。なぜか学歴まではっきり言うのでみんなの学歴が分かってしまいました。尚、100人から面接の地点で20人まで絞られています。ここから5人とは、、なんとかなるかも知れない!と思っていましたが、結局落ちました。気になるみんなの経歴ですが、思ったより東大も京大も多くなく、男性多め、理系多め、といった程度でした。富山の場合はプレゼンまでの待ち時間が長く、待合室に試験管もいないので受験生と仲良くなれるのが一番の強みです。SNSでグループを作って合格するまで慰めあって行けます。プレゼンは最後の方になると試験管がいかにもしんどそうに質問してきますが、そういう試験なのかもしれないと思って耐えながら面接を進めることが重要です。

グループ面接

20人を10人ずつに分け、それをさらに賛成と反対で5人ずつに分け、5:5でテーマに対して25分程度討論して、そのあと賛成と反対を入れ替えて討論する。その間残りの10人は待っておく。賛成も反対もやったら、残りの10人が別のテーマを使ってまた同じように討論する、といった内容でした。

2017年度のテーマ

英語教育の早期化に関する是非と、AIの医療導入に関する是非の2つでした。前半の英語教育に関するテーマの方が若干とっつきやすかったかなぁという感があります。5人チームの中で書記と司会を1人ずつ決めて進行していきますが、何か役割をやったからと言って合格したりということは全くありません。おとなしく何もしないのが良いかと思います。と、いうのも大体みんな自分のアピールに必死で議論に協力的ではなく、1つの答えにたどり着こうというよりは自分がうまいこと言ってやろうという風になってしまうからです。司会になるとまとめるのに苦労しますし、それは書記でも同じです。役割を持つとそれに気を取られて意見を言いにくくなるという側面もあって、何もしないのが良い、代わりに多すぎない程度に発言するのが良い、と思います。就職活動のグループディスカッションでは場の空気を読むことも求められますが、富山大学の場合はディスカッションブレーカーのような人も合格していたりして、場の状況だけでなく、正しいと思うことを言う力も必要とされているのかなと思いました。試験が終わった後はみんな割と早めに帰って行っていました。駅の近くでご飯を食べていると何人か受験生にあったりして、そこで試験の感想を言い合ったりして楽しく過ごしながら長い一日の疲れと次の日からまたやることがあるプレッシャーでなんとも言えない圧力を受けながら帰路につきました。

5.結果発表と追加合格について

一回目の結果発表で5人受かりましたが、富山の人は比較的他も受かる傾向が多く、合格辞退が2月末まで何回かのタイミングであって、最終的には受験者の半分以上が合格しているような状態でした。これは年度によるようですが、他にも受かる人を合格させる試験ということでは富山の試験は正しく評価をできているのかもしれませんね。出願4月、筆記5月、面接7月でしたが、その後追加合格は7月-8月、9-10月、2ー3月に出ているようでした。結構な人数が追加で受かるので、難しいイメージのある前半校ですが、宝くじを買うつもりで受けてみるのが良いと思います。面接まで行けると最後まで合格しなかったとき本当にショックなのですが。。。それでも、富山に面接まで進んだ人は1年以内にはどこかの大学に合格しているという話を聞いたことがあり、英語に少しでも自信があればチャレンジしてみるのが吉だと思います。5人受けたら2人は変人と言われている学資編入の試験ですが、実際変わった人も多かったですが話してみると皆さん高い志を持ってチャレンジされているので、こういったすごい人たちと闘っているのだなと実感を得ると同時に、自分も頑張らなければと背筋の伸びるような思いで、本当に受けて良かった学校でした。

まとめ:

出願、準備、筆記、面接、結果発表について主観を交えながら書いてみましたが、英語のできる人や、英語はまあまあでも理系にとってはチャンスが多いのが富山大学だと思います。プレゼンがあり準備には時間がかかりますが、その分他の学力的な面をカバーすることもできるので、チャレンジしてみて良いことの多い試験だと思います。2017年度の富山大学受験は英語と統計の知識があれば回答が可能な試験でした。毎年傾向は変わっていますが、たくさん受けるうちの1つには入れてみてはどうでしょうか。

医学部学士編入でもスタディサプリがお勧めな理由

私は大学院では論文も時間をかけて理解し、それをスライドとして発表する。このことはできていました。

しかし・・・

医学部学士編入で求められている筆記試験は苦手でした。不合格が続き、「なんとかしなければ!」と思って始めたのがこのスタディサプリです。


スタディサプリ講師の関先生、肘井先生とも素晴らしいの一言です。今まで曖昧なまま理解していた英文がしっかりと身につきます。毎回目からウロコなのはこういうことかと感動しっぱなしです。これらのスタディサプリは医学部受験、医学部学士編入受験生だからこそ、役立つ内容となっています。また、物理もスタディサプリのこちらのコースで受講できます。価格は全て受けも1000円くらいです!KALSなどと比べると格安すぎる値段です。

医学部学士編入の英語に関しても関先生、肘井先生の授業をきちんとこなせば、

問題なく合格点に達します。

また物理が出題される複数の医学部受験で私が合格できたのはスタディサプリのおかげと確信しています。