
こんにちは、ゆうです!
今回は、私が医学部学士編入試験に合格した最大の要因であった
勉強法を紹介します。
それは音声中心の学習法です!
それを教えてくれたのは母の教えからでした。
この記事や約3分で読むことが可能です。
目次
母の教え テープレコーダー勉強法

中学時代、母の勉強法の勉強法を聞いたことがありました。
母は大学は出ていませんでしたが、日頃接客業をやっており非常に頭の回転が早い人です。時折り鋭い指摘をする人です。
そんな母の学生時代の勉強法は音声学習をしていたとのことです。
テープレコーダー見たことありますか?
私はギリギリ小学校時代にテープで録音して音楽を聴いたりしています。B’zとかGLAYとか聴いてましたね。
テレビの歌番組とかアニメとかの主題歌などテレビから録音し、
家族の「ご飯よ〜」が思いっきりその録音に入るというベタな経験をしております。
ある年代上の人ならわかってくれるでしょうか。
さて、母は中学時代
テープレコーダで覚えたい内容、教科書の内容をテープに吹き込み何度も聞いていたようです。
そのかげで成績は良かったようです。
医学部学士編入試験による音声学習
さすがに、この平成も終わろうかとう時代にテープレコーダーが使いません笑。
CDもMDも使いません笑。
ここで使うのが、ボイスレコーダーです。
私はオリンパス社のVoice TrekV822を使用しています。新聞記者や会議などで利用するようです。この利点は、録音が簡単であるという以外に高速で再生ができるという点です。この機種であるならば3.5倍速まで再生が可能です。この機能を使い、音声学習の効率が劇的にあげることが可能となります。
何を録音するか?
私が医学部学士編入のために録音したものは次のものです。
- まとめたマインドマップ
- KALS生命科学模試の問題とその解答
- KALS生命科学テキスト
- KALS生命科学ワークブック
- 生命科学要項集 本文
- 生命科学要項集 章末とチェックリスト
- 生命科学系の一般書のまとめマインドマップ(好きになるシリーズやエッセンシャルの章末まとめなど)
以上のものを全て録音し3倍速で聴きまくっていました。また、KALSの講義や対策講座はwebでのダウンロードが可能でしたのでそれを活用していました。井出先生の口調は特徴的だったので、口調がよくうつりました笑。
野々村さんが好きすぎる!先生でしたね。KALS生の特徴として野々村さんと西宮市にやけに詳しいことが挙げられるでしょう!いや〜暑い暑い。
音声学習のやり方
1−1マインドマップやまとめの音声学習
マインドマップを書いた後にそのマインドマップを見ながら誰かに説明するように。授業をするように音声を録音していきます。私は、より音声を拾えるようにマイクを使用しました。よく学会とかで用いるピンマイクです。
これだけで、雑音が減少する効果を実感できます。録音はさすがに外や自習室などでできなかったので主に自宅で録音を行なっていました。たまに職場で行なっていて、チャイムが入ったりと録音していた瞬間を思い出します。
家で録音している時にはよくハプニングに遭いました!
自分がボソボソ言いだし、家族が「大丈夫か?受験のストレスでおかしくなったのか?」と本気で心配されました。これには参りましたね汗。録音するとなると集中することが大切です。また、前述の歌番組やアニメの主題歌をテープで録音した時の「ご飯よ〜」がまさか、20年弱後に再び経験することになりました笑。
バッチリ、録音している時に家族のセリフまで録音されています。これはこれで覚えやすくなるかもしれません。録音の仕方ですが、私は1つのマインドマップにつき、1チャプターで録音しました。なるべく細切れにした方が、聞き逃した時もリピートがしやすく便利です。
1−2マインドマップと音声をリンクさせ速聴する
次にマインドマップを見ながら録音した音声を聞く段階です。マインドマップた図を見ながらであると、3倍速でも聞き取れるはずです。その際にマインドマップで書いた図と音声をリンクさせることが重要です。
音声を高速で聴き、そこで見ている図を意識するのです。
次に、図を見ないで音声だけ聞き、前の段階で見ていた図が重い浮かべられるかを必ず行います。
これをしないとただのインプットになってしまうので注意が必要です。一度、音声とマインドマップをリンクできたら、何度も音声を聞くだけです。その際にマインドマップの図はいつもイメージできるようにすることが重要です。
初めは、時間がかかりますが、この勉強法を確立すると復習が非常に簡単になります。聞くだけでできるので、歩いている時や電車のなか、寝る前などいいつでも可能になります。 復習が容易になるので、復習の回数が稼げます。10回の復習も短期間でできるようになるので、学習事項の定着が違います。
また、速聴すると自分の声への違和感やら気恥ずかしさやらが緩和できるというメリットもあります。どうも、自分の声が苦手という人も倍速、3倍速となるとだいぶその苦手意識も薄らぎ、音声学習ができるはずです。
2-1要項集、テキスト、教科書の録音
生命科学の要項集、テキスト、教科書はあたり魔ですが、すでに文字が書かれてます。これをひたすら音読して録音していきます。もちろん、ただ声に出すだけでは効率が悪いので、書いてある内容について理解してから取り組むのがいいでしょう。理解が伴えば図や流れが浮かんできます。この図や流れをイメージしながら音読していけばいいのです。
2−1教科書を速聴する
速聴では、要項集の文字を追いながら音声を聞いていきます。その際、少しぼやけさせることがポイントです。音声を聞きながら、次に音声が何を言うのかを予想しながら聞いていきます。慣れてくればテキストがなくともできるようになっていくので、KALSへの行き帰りや通勤でひたすら聞いていました。
また、ランニングなど、体力づくりの合間などにも有効です。私も朝、15分ランニングしながら要項集章末問題を聞くなどルールか、習慣化していました。そのおかげで、シグナル伝達を説明しろ。オートファジーを説明しろという問題で失点はなくなりました。
medu4
医学部学士編入試験とはずれますが、私は今医師国家試験のweb講座medu4を受講しています。
medu4の講座もとても面白く、医学部学士編入試験くらいの知識があれば医学部の授業を受けなくともその内容を理解することが可能です。私はここでも学習でも速聴を取り入れています。medu4の授業では穴埋め形式で行われています。講師の穂積先生がその穴埋め箇所を授業で言っていくので、それを授業中に書き込んでいきます。
テキストには赤ペンで穴埋めしたテキストが出来上がります。
そのあとに授業も2倍速までできるので、再び講義を聞きながらそこで、赤シートで隠しながら授業を再び聞いています。これはかなり定着する学習方法だと思います。最終的には速度を上げてもなんとか聞き取れるので、これでかなりの高速復習が可能となります。なお、最近では、iPad proの出来がかなり良いので、穴埋めテキストはpdfです。つまりiPad proでテキストやマインドマップを見ながら速聴することができるのです。
まとめ
音声学習は非常に効果的な学習方法です。その理由は、復習頻度や回数の増大。音声による刺激の増加、アウトプットです。
特に生命科学や医学は相性がいいので、マインドマップを用いた方法を絶対的に勧めます。この方法に出会えたからこそ、医学部学士編入試験に合格できたと確信します。
母の教えは、当時高校生だった自分は使いこなせませんでした。それは、大きな後悔です。しかし、今その勉強法の有効性は大きく実感しています。この方法であれば、医学部の生活もなんとか乗り切れるという自信ができました。
私は大学院では論文も時間をかけて理解し、それをスライドとして発表する。このことはできていました。
しかし・・・
医学部学士編入で求められている筆記試験は苦手でした。不合格が続き、「なんとかしなければ!」と思って始めたのがこのスタディサプリです。
スタディサプリ講師の関先生、肘井先生とも素晴らしいの一言です。今まで曖昧なまま理解していた英文がしっかりと身につきます。毎回目からウロコなのはこういうことかと感動しっぱなしです。これらのスタディサプリは医学部受験、医学部学士編入受験生だからこそ、役立つ内容となっています。また、物理もスタディサプリのこちらのコースで受講できます。価格は全て受けも1000円くらいです!KALSなどと比べると格安すぎる値段です。
医学部学士編入の英語に関しても関先生、肘井先生の授業をきちんとこなせば、
問題なく合格点に達します。
また物理が出題される複数の医学部受験で私が合格できたのはスタディサプリのおかげと確信しています。