医学部学士編入ブログ 
研究者から医師への道
雑談

人体展に医学生が行ってきた件。

こんにちは、ゆうです。先日「人体展」に行ってきたのでレポしたいと思います。

人体展とは、上野の国立科学博物館で開催されている特別展です。人体模型のみならず、本物の臓器標本を

展示し、医学の歴史から最先端の人体に対する知見まで扱っています。

秋から解剖を始めるイメージをつけれるんじゃないか!と思って上野まで行って来ました。

目次

人体展の展示内容

NHKの「人体 神秘の挑戦」で紹介されていました。人類の人体への解釈。その歴史を紹介しています。

自分世代は小学生の時に保健の授業だったか。理科の授業だったかで見たことを思い出しまた。

わかる人いますかね?海から女性が小走りで向かってくる映像。数十年ぶりに見て思わず声が出ました。

タレントのタモリ さんが司会をやっていたものです。それが、20年ぶりに特集したらしく、今回の人体展とかなり

リンクされています。

臓器の歴史と研究者

各臓器の大型模型が展示されており、その機能や構造が説明されていました。それぞれのセクションには機能の解明

に貢献した研究者が歴史とともに紹介されています。初めはやはりダビンチ先生からですね。

あの綺麗な人体解剖のノートが展示されています。

以下は心に残ったことに触れておきます。

レオナルドダビンチ

万能の天才と称される16世紀の芸術家、学者です。解剖学にも詳しく、「ウィトルウィウスの人体図」が有名ですね。

ダビンチコードでも有名になりました。

最近では、こんなフィギアも出されています。ちょっと欲しい。

figmaオフィシャルサイトより

カミッロ・ゴルジ

銀による神経細胞の染色を行いました。これによって初めて神経細胞の経路を確認したことになります。これをゴル

ジ染色という。神経細胞のつながりに対して網状説を提唱。これは神経細胞は互いに途切れることなく繋がっている

とう仮説です。現在は否定されています。

カハール

ゴルジ先生の網状説に対して、神経細胞同士は繋がっておらず。非連続の単位ニューロンからでき、接合部、つまりシナプスがあるという説を提唱しました。これをニューロン説という。

上記二人はともに1906年にノーベル医学生理学賞を受賞。二人は仲が悪かったらしい。

後に電子顕微鏡によってカハールのニューロン説が正しいことが証明されました。

最近の人体への理解、研究紹介

エピジェネティクスの説明が大きく紹介されていたのは驚きました。

その例えも秀逸だったので紹介します。

エピジェネティクスとは、遺伝子を楽譜に例えるとその指揮者やオーケストラに相当します。

演奏は楽譜がまったく同じでも解釈によって毎回異なります。同じようにヒトの体もゲノム情報が同じでも

様々な環境要因によって変化するため、両者の相互作用が解明され初めて人体の理解が完成します。

なかなかオシャレなたとえです。今度から生徒に教える時にはこれにしよう。

まとめ

医学部で最近勉強した内容ともリンクしており楽しめました。秋からの解剖の意欲も高まり、有意義だったと思います。

医学を学ぶ初心、なぜ医学を学びたかったのか改めて考えることができたなと、振り返ります。

他に思ったこと、余談

以外にカップルが多い。とにかく多い。高校生カップルとか居たし。自分はぼっちで行きましたが、思うところはありますね。

そういや自分も高校時代に初デートに人体の不思議展に誘うおうかと迷った相手が居たのを思い出しました。

一応相手は生物好き、医療系のJK(当時)の方でした。そこまで唐突すぎるわけでは。空気読めないわけではなかったはず。多分。

今はナースをやっているはず。。。一応付き合えたし。

そんな思い出を思い起こした人体展オススメです。

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