医学部学士編入ブログ 
研究者から医師への道
勉強法

7回読み勉強法で医学を勉強する

こんばんは、ゆうです。

複数の先輩医学生に医学部での勉強法を聞いたらこちらをお勧めされました。

それは、「7回読み勉強法」と言うものです。

医学部学士編入試験にも活用できるかと思うので紹介していきます。

目次

『東大首席が教える超速7回読み 勉強法』

この本は東京大学首席である作者、山口真由さんが提唱している勉強法です。

やり方は単純、試験勉強でも書籍でも

ただ、7回読めばいい!という単純なものです。

もちろん、これだけだと役に立たないと思うので詳しく説明していきます。

7回読む!と聞いてどのような感想を持ちますか?

私は、正直少ないと思いました。少なくともKALSの要項集とか

医学部の授業のレジュメとか試験前までに7回は読んでいたと思うので

こんなんで首席取れるのか?と正直思いました。しかし、この書籍を読んでみると

確かに、役立ちそう!!と興奮しました。

アレンジは必要だと思いますが、いい勉強法だと確信します。

7回読みの要旨

7回読みの基本は、理解しようとせず流し読みすることです。

とにかくサラサラ速く読むことです。

ここまでだとフォトリーディングだとかだとか、ビジネス書でもよく書かれていたものなのですが、

次の各読む回の役割への意識は秀逸です。

以下、私の解釈として紹介していきます。

1回目

見出しや項目の関係性を把握する。全体像を把握する。

まず、本当にどのようなことが書いてあるのかを速読していきます。もちろん理解できませんが、

とにかく全体で何が書いてあるのか掴むために読破します。

2回目

見出しが頭に入った上でより細かく読んでいく。項目の順番を把握する。ここでも速読です。

どのような章があり、どのような順番で書いてあったのかは言えるようにします。

3回目

より詳細に項目の関係性、順番を意識する。

ここまでで読むための土台を作る。

項目レベルで2回目にやったことをしていきます。

1~3回の読みまではあまり、時間を空けないで読んでいくのが効果的です。連日同じ本を読むのもザラです。

4回目

文章のキーワードを意識してみる。キーワード、用語に意識を向ける

ここからはいよいよ精読です。ずいぶん読みやすくなっているはずです。

何がキーワードなのかをつかんでいきます。理解しようと意識していくのは、この段階からです。

5回目

キーワードとキーワードの説明文を意識する。用語、キーワードがどのように説明されているか

に目を向ける。キーワードの中身を対応させながら読んでいきます。

ここではマインドマップ、図解なども有用でしょう。私はここで、マインドマップを書いていきます。

6回目

ディテールに目を向ける。一つの事象、メカニズムについてその関連性を掴む。

また、答え合わせ的な感覚で読みを進めていきます。キーワードとキーワードの関係を掴む。

私は5回目で作成したマインドマップの録音も並行して進めます。

7回目

定着の段階です。まだ、頭に入っていないところを重点的に読んでいきます。

マインドマップ録音をどんどん聞いていく段階です。

医学部で実際に試してみた

今までは教科書やレジュメを読んで理解できなくて、何度も読み返したりして時間だけが過ぎてしまっていました。

しかし、読んで「理解できなくてもいいんだ」と思えるようになり、罪悪感が消えました。

それにより速く読め、回数をこなせるように。

結果としてよく理解できるようになったのは驚きです。

医学部受験でも十分活用できると思います。

私は特に大型の教科書で試してみました。なかなかよく理解できたと実感します。

授業のレジュメなんかは、授業があったその日のうちに何回か読み込んでおくと効果を実感できます。

後日にマインドマップでまとめる時により深く理解できます。

こまとめ

7回読みは使い方によって有効です。このほんの秀逸なところはそれぞれの回数の役割の意味づけをしている

ところです。読むだけなので、自分なりの勉強スタイルに応用がしやすいのもこの本の魅力ですね。医学部での勉強にも、医学部受験にも大いに役立つでしょう。

医学部学士編入でもスタディサプリがお勧めな理由

私は大学院では論文も時間をかけて理解し、それをスライドとして発表する。このことはできていました。

しかし・・・

医学部学士編入で求められている筆記試験は苦手でした。不合格が続き、「なんとかしなければ!」と思って始めたのがこのスタディサプリです。


スタディサプリ講師の関先生、肘井先生とも素晴らしいの一言です。今まで曖昧なまま理解していた英文がしっかりと身につきます。毎回目からウロコなのはこういうことかと感動しっぱなしです。これらのスタディサプリは医学部受験、医学部学士編入受験生だからこそ、役立つ内容となっています。また、物理もスタディサプリのこちらのコースで受講できます。価格は全て受けも1000円くらいです!KALSなどと比べると格安すぎる値段です。

医学部学士編入の英語に関しても関先生、肘井先生の授業をきちんとこなせば、

問題なく合格点に達します。

また物理が出題される複数の医学部受験で私が合格できたのはスタディサプリのおかげと確信しています。