
世の中には、本当にコアな漫画がでており。これもその一つです『賢者の学び舎』
今回はその3巻が出たので読んでみました。
表紙から骨学感が出ていますね。巻中には「病見え」が出てきたり、医学生ならニヤリとしそうなポイントがこの3巻には多数出ています。
目次
解剖室の描写がリアルですごい
世界で唯一の医学部編入生の漫画『春よくるな』では、なぜか骨学をさらっと触れ、肉眼解剖、神経解剖は省略されていました。連載とかの関連だと思うのですが、非常に残念!
しかし、この『賢者の学び舎』はその肉眼解剖学をやってくれそうです!
ただし、この第3巻では骨学と解剖の準備で終わってしまいます。2019年秋に第4巻が出るようなので、本格的な解剖についての描写は次の4巻からです。
それでも、この第3巻では解剖あるあるがたくさん出てくるので
これから解剖が始まる!という医学生には面白いと思います。
解剖あるある
同級生の骨折

タイミングよく仲間がなぜか骨折し、入院する。そして、それを茶化すというのは漫画でよく見るネタですが。ラブひなとかあったなぁ。
医学生の場合そこからが違います!
ギブスに骨や筋肉の名前を書き込む。そして、どこのCTを見てどこの骨が折れたのか、骨学で学んだ知識が頭を駆け巡り、饒舌に知識を披露しだす!これは、あるあるです。
ちょうど、自分の大学の編入の同期が骨折したのでまさに絶妙のタイミングでこの賢者の学び舎4巻を読んでいました。
そのときも劇中と同じように盛り上がっていたので、思い出しながら漫画を読んでいました。
解剖室の描写がリアル
ついこの前まで行っていた自分の大学の解剖室なんじゃないか?と思うほどリアルでした。劇中では解剖室で骨学実習をやっています。
実習中に口頭試問があるってのも、リアルです。成績評価というよりも実習を終えて早く帰れるという特典があるくらいですが、日々の予習のモチベーション向上にも役立ちます。
解剖セットを後輩にあげる
解剖セットを後輩にあげるのもリアルですね。編入生は編入生に送るという文化があったので、それを私は受け取りました。とてもありがたかったですね。解剖が終わると、メスやピンセットは使う機会はないので、後輩にあげても問題は内容です。
ただし、研究室によっては使う機会があるかもしれません。
死生観の変化
劇中にも解剖をやり終えた先輩が死生観について語る場面があります。私もこの死生観は大きく変わったと思うので、『賢者の学び舎』主人公たちが今後、どう変わっていくのか。楽しみにしています。
これから解剖をする予定のある人、すでにした医学生、医学部受験生にその雰囲気を体験させてくれるいいストーリーでした。あるあるも多く、取材がきちんとなされているのがわかる作品です。
私は大学院では論文も時間をかけて理解し、それをスライドとして発表する。このことはできていました。
しかし・・・
医学部学士編入で求められている筆記試験は苦手でした。不合格が続き、「なんとかしなければ!」と思って始めたのがこのスタディサプリです。
スタディサプリ講師の関先生、肘井先生とも素晴らしいの一言です。今まで曖昧なまま理解していた英文がしっかりと身につきます。毎回目からウロコなのはこういうことかと感動しっぱなしです。これらのスタディサプリは医学部受験、医学部学士編入受験生だからこそ、役立つ内容となっています。また、物理もスタディサプリのこちらのコースで受講できます。価格は全て受けも1000円くらいです!KALSなどと比べると格安すぎる値段です。
医学部学士編入の英語に関しても関先生、肘井先生の授業をきちんとこなせば、
問題なく合格点に達します。
また物理が出題される複数の医学部受験で私が合格できたのはスタディサプリのおかげと確信しています。